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日本とモンゴルの友好関係

日本とモンゴルの友好関係

【経済成長の著しいモンゴルの背景に、日本の継続的な支援】

日本とモンゴルが外交関係を樹立させたのは、今からさかのぼること、ちょうど50年前。1972年のことです。ただ、この頃の2カ国の交流は、実は初めから活発なものではありませんでした。冷戦下において、市場経済体制の西側諸国と社会主義体制の東側諸国に分断され、経済協力だけでなく両国の交流は全体的に低調にならざるを得ない状況だったのです。

しかし、1990年に大きな変化が訪れます。モンゴルが民主化と市場経済への体制移行が開始しされたのです。これを機に、日本は、経済的発展がアジアと世界の平和と安定に寄与し、そして日本の友好国となってくれることを期待して、大規模な二国間援助を開始します。

1990年代初めの経済体制移行期、当時モンゴル国内では大変な混乱を招きました。それまで主としてモンゴルの経済基盤はロシアの資金と技術に頼っていました。そのロシアが、民主化に伴いモンゴルから引き上げてしまった為、電気は一日に数時間しか使えず、食糧は配給制になり、公共交通も麻痺してしまうという、民主化するよりも状況が悪化してしまいました。そのような厳しい状況にいち早く、支援を行ったのが日本でした。

支援の内容は、国民生活を支える経済基盤に対する援助(第4火力発電所緊急改修、バスの供与、鉄道・道路の改修、通信整備等)から始まり、近年では2010年及び2011年(見込み)の経済成長率が6.1%及び9.0%となったことに象徴されるように、経済体制の移行に伴う混乱はひとまず収束したことから、経済の持続的成長及びより一層の市場経済化を促進するための経済協力に移行しています。

その後も日本は、教育、農牧畜業、保健・医療、水供給、食糧援助など様々な分野での支援を行ってきましたが、1991年から2010年度まで支援額は、有償資金協力758.08億円、無償資金協力935.20億円、技術協力362.29億円(ただし2009年までの実績)となりました。これは外国からの対モンゴル支援総額の約7割を占めています。

モンゴルの人々が日本の援助について言及するときによく次のようなモンゴルのことわざを引用するそうです。
「苦難にあるときこそ、友の真価がわかる」。
苦しい時期に手をさしのべた日本に対する感謝がこめられています。

生活基盤が整備され、それにより経済成長率も伸びてきたモンゴルは、近年レアメタルやウランなどの鉱物資源共同開発にも日本と連携を深めていくこととなり、両国の更なる経済成長が見込めてきます。

※参考:在モンゴル日本国大使館HP

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